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USB給電の小型吸煙器を作ってみた

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今回はUSB給電で動作する小型の吸煙器を作ってみました。

今まではんだ付けの際はヤニの煙を吸わないように気を付けながら行っていましたが、吸煙器を使うことでとても快適になりました。

もっと早く作ればよかったと思っています。

 

材料

主な材料は以下の通りです。

ファンは秋月電子で450円、フィルターはAmazonで5枚入りで2000円、スイッチ付きUSBケーブルはDAISOで110円で買いました。

そのほかに3Dプリンターで土台とファンガードを作りました。

金額は実質1000円程度でお手軽に作れました。

 

設計図

設計図という程のものではありませんが紹介します。

ご覧のようにファンとフィルターをガードで挟み込んだだけの構造です。

矢印はファンによる風の流れを表しています。フィルタの面から風を吸い込むようにします。

 

3Dプリント・組み立て

ファンガードと土台をCADソフトで設計し、3Dプリンタで出力しました。

土台にはファンガードをはめるための溝と、ファンをネジ止めするための突起をつけてあります。

まずネジ止め用にインサートナットをはんだごてを使って圧入します。インサートナットは千石電商で買えました。

 

次に土台の溝にガードを設置してアクリルサンデーで接着します。

 

続いてファンを背面のファンガードとともにネジ止めします。

土台への固定は下部の2つのネジだけですが、十分な安定感を得られました。

上部のファンガードを固定するネジの裏側に長めのナット(スペーサー)を使用したところ、持ち手代わりになってちょうどよかったです。

 

最後にフィルターをセットするのですが、そのままでは大きいのでちょうどいい大きさにカットします。フィルターはカッターで簡単に切ることができました。

カットしたら接着してあるガードの間に入れます。

特に固定はしないで摩擦で保持します。逆さまにしても落下することはありません。

 

USB電源化

このファンは5Vで動作するので使い勝手がいいようにUSB電源化しました。

USB電源化するにあたってDAISOでとても便利な商品を見つけました。その名もスイッチ付Type-Aケーブルです。

これのメス側を切断してファンの電源に接続してしまいます。

電源を接続してモバイルバッテリーのUSBに繋げた様子です。

 

モバイルバッテリーによりどこでも使えるのと、スイッチで簡単にON/OFFを切り替えられてとても便利です!

 

動作例

作成途中での映像ですが、動作については完成品と同じです。

マッチの煙を吸い込んでいるのが確認できると思います。

 

簡単に作れるし煙を気にしなくてよくなるので、最初にも書いた通りもっと早く作っておけばよかったと思いました。

皆さんもぜひ作ってみてください!

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